使用上の注意事項(病院内)
- 医療機器の中にはペースメーカ、ICDへ影響を及ぼす可能性のある装置があります。
- 病院でMRI検査を受けられるとき
医療機関等で下記の診療を受ける際には、あなたがペースメーカ、ICD患者であることを診療前に必ず医療関係者に伝えてください。さらに、ペースメーカ、ICDに影響を与える可能性のある場所に立ち入ることを避けてください。あなたが避けなければならない場所について、医療機関の窓口で情報をもらうことができます。通常、これらの場所には表示があります。
【磁気共鳴画像診断装置(MRI)、電気利用の鍼治療、高周波/低周波治療器、ジアテルミー、電気メス、結石破砕装置、放射線照射治療装置、X線CT装置※1(PET-CT装置※2を含む)、X線診断装置等※3】
※1医薬品・医療機器等安全性情報No.221参照
※2PET(ポジトロン)自体は影響ありませんが、CT装置を併用するPET-CT装置はX線CT装置と同様に影響を与える可能性があります。
※3パルス状の連続したX線束を照射する機能を有するX線診断装置、X線透視診断装置、X線発生装置を示す。X線診断装置等と植込み型心臓ペースメーカ等の相互作用に係る「使用上の注意」の改訂指示等について医政総発0924第3号/薬食安発0924第5号/薬食機発0924第4号(平成21年9月24日)参照
ペースメーカやICDには条件によってMRI検査に対応できるものがあります。
MRI検査が必要と言われたら、ペースメーカやICDの主治医にご相談ください。
また、MRI検査時にも必ずMRI対応カードと患者手帳を提示してください。
・患者様ご本人、またはご家族の方が担当の先生に申し出てください。
・ペースメーカ/ICD手帳、MRI対応カードは常に携帯して下さい。
・条件付きMRI対応ペースメーカ・ICDであっても、病院・機械や体の状態によってMRI検査ができない場合があります。